「世界最新の太らないカラダ」のまとめと感想(2)。カロリー制限によるダイエットは意味がない?

カロリー制限によるダイエットは意味がない?

ダイエットしてやせたい方の多くはカロリーを気にするのではないでしょうか?
何を食べるにも何kcalなのか商品ラベルが気になります(>_<)

私自身もこれまで実践してきたダイエットではカロリーを気にしてました。
食事制限=カロリー制限、これを基本としてきました。


摂取カロリーを減らせば、あとは消費カロリーを増やせばOK!
ジムに通い筋トレやランニングで運動による消費カロリーを上げてきました。



実際にこの方法で私は半年~1年程で10kg以上やせることに成功しています。
運動による効果は今でも0だと思っていません。

しかし「世界最新の太らないカラダ」の主張は違います。
カロリー制限は無意味な幻想とする強烈な主張です。


今回は著者ジェイソン・ファン医師の主張を引き続きまとめます。
内容を科学的に考察してみましょう!


第2部「「カロリー制限」という幻想」のまとめ。第3章「食事量は関係ないと断言できる」について内容を科学的に考えてみた。

カロリー制限によるダイエットは勘違い?

第1部では肥満が体質によるという事実を突きつけられました。
一方で人類の進化の時間を考えると、遺伝的な要素だけで近年の肥満増加を説明できません。

著者の主張では現代の肥満はホルモンバランスの欠如に依るという主張です。
しかし世の中の大半はそのような考え方をしていません。


・摂取カロリーが消費カロリーをうわまわっているから太る。
・カロリー制限で食べる量を減らすのは重要。

3章ではこうしたカロリー幻想に対して疑義を呈します!

カロリー幻想の理由。ヒトの体は食べた分だけ太るという単純なものではない

それではなぜカロリー制限によるダイエットは間違いなのでしょうか?
簡単に主張をまとめていきます!

カロリー制限ダイエットにおける間違った仮説

・「摂取カロリー」と「消費カロリー」は独立した関係である
・「基礎代謝率」は一定である
・人間は摂取カロリーを意識的にコントロールしている
・「脂肪の蓄積」は基本的に調節できない
どんな食品で摂ろうと、カロリーはカロリーだ



なんとなく私達がダイエット時に思っていることですね。
特にカロリー信仰が凄いと何を食べてもカロリーだけで判断しがちになります…。

そんな間違った仮説に対して説明がされています。
極端な例としてはオリーブオイルと砂糖を同じカロリー摂取した場合です。


エネルギー量は一緒でも体にあたえる影響は違います。
この例だけとってみても単純なカロリー制限だけでは意味がないのは納得です(^^)

大規模な摂取カロリーと肥満の関係について研究によるカロリー幻想への疑義

さていくら理屈で説明されてしっくりこないものです。
そうはいっても実際カロリー制限でやせたし…。
そんな疑問も湧いてきますね。

著者はこれまで摂取カロリーに関して行われた大規模な調査結果を示しています。
アメリカやイギリスの調査によれば肥満と摂取カロリーに因果関係はないとのことです。


様々な事例をもとに導かれる著者の主張はこうです。

①体重が減り始めるとエネルギー消費量も減り、それがずっと続く
②失った体重を基に戻そうと空腹感が増し、代謝機能が弱まる


ちなみにカロリー制限ダイエット中に食べたくなるのも自然の摂理とのこと。
減量すると脳の活動が弱まり人は食欲を抑えられなくなります。


ダイエット中に我慢できなくなり食べてしまうのは仕方ないことだったのです!

3章を読んで感じた疑問!それでは何故ヒトは太るのか?ダイエットできるのか?

恒常性維持があるのに人間が太る理由は?

3章ではヒトが本来持つ恒常性維持(ホメオスタシス)が語られています。
カロリー制限でやせようとすると、それに反発して消費カロリーが減り食欲が増すと…。


もし人間の体がそこまで強力なホメオスタシスがあるなら疑問が生まれます。
なぜ人間は太るのでしょうか?
そもそもそれならダイエットは不可能なのでは^_^;?



太る理由について著者の主張は一貫しています。
それは高度に精製された炭水化物の過剰摂取によるホルモンバランスの欠如です。

本来太ったらホルモンの調節により、その分やせるはずです。
しかし肥満がここ近代になって増えたのはそのバランスが欠如したという主張です。

全書を通して一貫しているのでこの疑問は比較的腹落ちしやすいですね(^^)

カロリー制限では恒常性維持がなぜ続く?そもそもどうやってやせる?

ダイエットで食事制限するとホメオスタシスでやせなくなる…。
運動しても基礎代謝が下がっているし効果がない!


それでは一体どうやってやせればいいのでしょうか^_^;?
各章の紹介はブログでも続けていきます。

しかし一足先に解決策を紹介します。
それは「間欠的なファスティング(絶食)」をすることです。


この本を読んでいて最もしっくりこない点がこのポイントです。
第6部を読めばファスティングによる効果は納得できます。
しかし再び本を最初から読むと少し矛盾を感じる部分がありますね…。


私の予想ではこれは原文が英語である本著を訳した際に起きていると思っています。
英語では主語が明確ですが、日本語は曖昧です。

本著は非常に自然に日本語訳されており、とても読みやすいです。
しかし一方で英文で明確であったことが曖昧な表現になっているのではないでしょうか?


例えば同じ「食事制限」という言葉でも英語では冠詞が「a」と「the」では違いますよね?
それが訳した際にはすべて同じ「食事制限」になってしまいます。
この言語の違いが、読んだ際に混乱を呼ぶのではないかと思います。


今後も当ブログではカロリー制限とファスティングの違いに着目していきます(^^)
長期的に太りにくいカラダを目指しましょう。

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